ーーーいつかの日記
轟々と燃え盛っていた炎が段々と下火に変わり
その内炎も見えなくなって小さく燻っている状態。
その内、下燻る煙も見えなくなって、
時が経てばやがて、何もかもが消えてなくなる。
残り香も、残像も、
時が経てば、いつかきっと。
そんな余韻を引く煙を眺めながら思った事は、
やっぱり改めて、この場所が好きだと言う事。
何を今更と思う一方で、
どこか初めて見付け、手にした宝石の様に純粋で、新鮮で、綺麗で、澄み切った感情---
この記事を書いた日の誕生花は勿忘草。
花言葉は「私を忘れないで下さい」
この文章を挙げた日の誕生石はブルーグリーン・ジルコン。
石言葉は「去りゆく苦しみ」
決して狙い澄まして投稿した訳ではなく、
ホントに偶々このタイミングだった訳ですが、
今思い返せば、皮肉な偶然でした。
あれから、随分と時間が経ちました。
あの頃は目上の方々から毎日面倒を見て貰って、
甘えて頼ってばかりの日々だったけど。
今ではすっかり歳を重ねて、
あの方々が居た立場に、今度は私が代わろうとしています。
それでも未だに、あの頃の記事は残り続けていて、
あの文字の中に置き去りにしていたのは、他でもない私自身だけど。
何やらかんやら、
どうにもこうにも、
七転八倒でようやっと、
アンサーを返す事が出来そうです。
あれから10年も待たせちゃったけど、
人も環境も丸っ切り変わっちゃったけど、
立場も毛色もまるで違うけれど、
風、吹いたよ。