こんな事があって良いんだろうか。
産まれ年も産まれた場所も違って、
通った学校も
行き慣れた道も
夢も思い出も縁もゆかりも
義理も因果も只の一つも共有しなかった人達が、
他人で在り続けた人達が。
どうして知り合って
互いを知って
知って欲しくて、
なんでこんなに大切になっちゃうんだろう。
ある筈なかったのにこんな事。
いない筈だったのに。
もう無い筈だったのに。
何でこんな勝手なんだろう。
どうして幸せはいつも独り善がりなんだろう。
何で許しちゃうんだろう。
こんな楽しくて良いんだろうか。
これが最後になるのだろうか。
ごめんよ自分。
私はやっぱり、私を好きにしかなれないよ。