キツツキゲーム

後悔は気付き。 気付きは教訓。 教訓は学び。学びは成長。

後悔も気付きも傷付きも、
すべては自分を豊かにしてくれるゲームである。

自分が自分に「やってあげる」のは、 自分にしか出来ない事ですから

 

どこか行きたい場所はあるかな?

と、何気なく自分に思いを馳せてみた時に

 

ふと降りて来たのが「大分」だったんです。

 

 

そこには友人や知り合いが居る訳でも、

況してや恩師や親族が住んでいる訳でもありません。

 

気になる土地があるでも無く、

どこかしらのスポットに目星を付けていた訳でも無いんです。

 

 

 

縁も所縁も因果も無い【無縁】の地。

 

 

「何で大分なんだろう」とずっと思っていたんです。

 

以前から常々「行きたい」と思っていた場所は他にありました。

京都や沖縄、北海道や三重や島根。

 

具体的に足を運びたい土地は既にあった筈なのに、

それらを差し置いて、

どうして今、大分なのだろうと。

 

 

でも数日前。

それまでずっと連絡を取り合わっていたとある女性とその日初めてお会いして、

様々なお話を打ち交わさせて頂く中で、

 

私の中で据え置かれていた「大分県」という場所が、

その方の人生のターニングポイントとなった

とある方の出生地である事を知りました。

 

 

 

そしてその方のターニングポイントとなった女性のお名前と、

私の人生の転換点の一つでもあった、とある女性のお名前が同一であった事を、

その時初めて知ったんです。

 

全くの別人でありながら、

同じ名前を持つ二人の女性によって機転して、

分岐を辿った先で時間が交錯したあの日。

 

 

点が線となったあの日の会話。

 

何気も無い一つの土地が、

理由も根拠もない只の【ワード】が、

意味を持ったあの瞬間。

根拠となったあの時間。

 

 

線が組み上げられ立体し、

骨組みが整えられた一秒間。

 

半ば発作的に思いました。

「あ、行かなきゃ」と。

 

 

 

あとは恐らく、私がその場所へ行く事です。

肉付けの工程を踏む番です。

 

恥ずかしながら、未だ泊り掛けの一人旅をした事の無い私が、

きっと産まれて初めての一人旅の行き先として選ぶ場所。

 

 

 

これは多分、行かなくちゃいけないんですよね。

行かないと後悔するんです。

 

例え結ぶものが無いとしても。

 

 

今在る意思をこの場所に置き去りのまま時間を踏み越えては行けないし、

意識に空白を残したままでは、

やはり私が満足してくれそうにありません。

 

何と言うか、私が「行きたい」というよりも、

感覚が求めている様な、

心が引き寄っている様な、

 

いかんとも形容し難いとても不思議な匂いがするんです。

 

これは多分、私が選ぶ事に意味があるんです。

この夢想とも幻想とも妄想とすら捉えかねない漠然とした身の振りには、

 

理屈も裏付けもまるで有りはしませんが、

 

どんな出来事にも事柄にも、

それに「気付く」という事は、

それを知るべき【務め】が自分に課せられたという事でもあると思うんです。

 

 

誰もが平等に同じ経験を踏む訳では無いからこそ、

同一の気付きを得て行く訳では無いからこそ、

 

自分が知った事は、

自分が【自分】という媒体を介して必要とする誰かに共有し、

経験を還元していく役回りを担ったという事でもあると思うんです。

 

自分が知った事を自分が伝え、

自分が自分に知って貰うべきお役目があるという事だとも思うんです。

 

だから何も考えず、

敢えて何も予定は組まず、

その場所へ飛ぼうと思います。

感覚を辿ってみようと思います。

 

自分が自分に「やってあげる」のは、

自分にしか出来ない事でもありますしね。 

 

 

 

 

まぁ。只しかしその前に、

旅行資金は貯めねばならんのですけどね(笑)

 

 

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