スーパーやコンビニで偶に頂く割り箸って、
作りや材質によっては真ん中で割り易い物や左右どちらかに偏って割れ易い物など色々あるかと思うのですが、
私が小学生の頃、
この割り箸の割れ方によって好きな人に想われているかを占うという遊びが一時期流行したんですよね。
左右どちらかを自分、もう片方を片想いのお相手と見立てて箸を割り、
割れた面積の大きい方が「お相手への想いも大きい」という見方だったかと思うのですが、
そんな事を思い出しながら先程割り箸を割ったところ、
ものの見事に右側のお箸が広めにパッキリと割れました。
最近は割り箸も改良され、こんな風に割れる物も少なくなって来ましたが、
割れ方次第で気分を滅入らせてしまうお箸でも、
「なるほど、私は誰かに想われているのか」
と機転すれば、小さな幸福へとひっくり返ってしまうものです。
迷信でも頓智でも、
知識は常に鎖国された解釈を開国する為にあるんですよね。