キツツキゲーム

後悔は気付き。 気付きは教訓。 教訓は学び。学びは成長。

後悔も気付きも傷付きも、
すべては自分を豊かにしてくれるゲームである。

心象スケッチ

【自分】の代わりは居たとしても、【自分】の人生を担えるのは自分だけ。

今の仕事も役割も立ち位置も、自分の代わりはいくらでも居る。だから遠慮も謙遜も要らない。自分の代わりは沢山居ても、自分の人生は一つしかない。だから「私が居なくなったら」という【仮想現実】や【呪い】の椅子に囚われず、自分は自分が「信じたい」と…

【日常】を頂けている恩返し

ある程度 都会や都心に近しい場所であれば、例え真夜中でも街灯や電飾、ビルの窓明かり等で【真っ暗闇】を体験する事は稀かと思います。カーテンによる遮光や常夜灯等の消灯で即席の暗闇を生み出せる分、今の時代、【黒色】に限りなく近い空間を体感出来るの…

それは偏るという事ではなく【本懐】を見失わないという事

私はこの先も、楽な道も厳しい道も両方選んで行くのではないかと思います。そうやって自分の【真ん中】を常に目指し続けて行くのだろうと思うんです。それが【真綿の道】でも【茨の道】でも、どちらか一方向を選び続けて行くとしたら、多分、私は【真ん中】…

何でもない日に自分を捧ぐ。

昨日(3/14)は今年度分の有給消化でお休みを頂いていたのですが、休み明けの今日、全く予期せぬタイミングで会社の方からチョコレートを頂いてしまいました。ホワイトデーは昨日なのに。と言うかそれ以前に今年は誰にもチョコレートお渡ししていないのに。「…

気持ちに応えるという事は、必ずしもお相手の布いたレールに乗るという事ではないんです。

自身の気持ちを伝えた上で想いや意思表示を踏まえた上でお相手の【心の展開図】を明示して下さるのは嬉しいものです。「あなたがそう言うなら」や「傷付けるかも」といったお相手本位や謙遜での意見ではなく、「これを伝えたい」と思える程の労力をお相手に…

「手が見えている」が与える安心感。

マナーは何の為にあるのかと尋ねられたのだとしたら、自分なら「秩序」や「しきたり」、「公での作法」や「品格」の為と回答するその前に、お相手に「不快感」や「心理的な抵抗」を抱かせない為の術(すべ)や計らいを明文化したのが【マナー】というものの原…

母の味。

「最期の晩餐は何が良いか」と聞かれたら、今の自分なら間違いなく「母さんの握った塩結び」と答えるのだと思います。基本的に料理の苦手な母ですが、塩結びに関しては文字通り「炊き立て」のご飯でいつも握ってくれたんですよね。それが凄く美味しいから自…

2022.3.11

関東大震災も明暦の大火も、自分は【黙祷】をしたことが無い。黙する事は出来たとしても「悼む」ところまでは行かれない。この境界線はどこなのだろうと昼夜を舎かず時々考えることがある。聞く人が聞けば一笑に付す話なのかも知れないけれど、割かし私は本…

【見方】が変われば【味方】に変わる

見方を増やすということは、物事の受け口を増やすこと。解釈の窓が開くこと。そして価値観や概念が垢抜けること。尺度や角度や立ち位置を変えて見てみれば、それまで自分から見て「外側」にあった出来事が「内側」に収まっている事だってある。【見方】が変…

【不変(普遍)】の前には常に【変動】という歴史がある。

普段自分達が歩行や運転、通勤や通学に使用している平らな道。私自身も表現の一角で「平坦な道」という比喩を使った事がありますし、今後も汎用するレトリックの一つだと思うのですが。そもそも道って、凸凹している事が元々の「平凡」なんですよね。道が平…

「誰にでも出来る」という事と、「誰もがやる」のかという事。

「誰にでも出来る」という概念が実際に存在したとして、それを誰もが「やる」のかと言えばそうでは無いし、万人が【意欲】を伴えるものでも【心労】を賭せるものでもない。誰もが射貫こうと思える的じゃない。だから誰もが射貫ける的じゃない。何かを「やる…

【慈愛】は【自愛】

先日私が対応させて頂いたお得意先様から弊社宛に一本の電話があったそうです。 丁度自分は外出中でその場に居合わせる事は無かったのですが、 出先から帰社したタイミングで、営業さんが嬉しそうに通話内容を教えに来て下さいました。 「えみさん、〇〇(得…

【どうでもいい自分】なら「不安」を覚えたりなんてしない。

小一時間にも満たない短かな時間ではありましたが、ほんの少しだけ恋愛相談をお受けしていました。想いを寄せているお相手に不安な気持ちばかりを募らせてしまうという彼女。「何で私はこんなに弱いんだろう」と言っていたけれど、弱いんじゃなくて、自分を…

「抜群」とは、何もの達から【抜きん出る】という事です。

比べられるという事は、他者と比較出来る程の【違い】を自らが持っているという事なのだと思います。周りから見分けられる程の【独立】が自分に有るという事。同率の背丈と一律した足並みならば、誰もが持ち得るものならば、群像の中から【唯一】を「見分け…

手を差し出し合う事によって組み合える。

今日は社内SEの方との内電に一日の大半を捧げました。PCより電話に触れている時間が圧倒的に多かったのは気の所為ではないのでしょう。受話器を置く頃には多分お互いにとても疲弊し切っていた。システムには滅法弱い自分なので、お昼を挟んで最後まで食い下…

自分の【芯】を象るものに、「良い」も「悪い」もないんです。

これまで生きて来た自分が【自分】を象る教材なり素材となって今の自分を成している。 そこに居るのは決して「努力して来た自分」だけではなくて、 学校を休んだり笑われたり、 夢中で何かを作った時間。 友達と成績を競ったり後ろ指を指されたり、 惰眠を貪…

【好き】の真髄

フリスクを食べると何故かくしゃみを連発する自分。だけどフリスクは好き。実は猫アレルギーな自分。だけどやっぱり猫が好き。自分のタイプでもなければ、【理想像】に一言一句合致した人でもない。だけど好き。【好き】の真髄って多分、「だから好き」より…

「味を覚える」ということは、感性の受け口を増やすこと。

自分、20歳くらいまで生魚や焼肉の類は一切食べられなかったのですよ。 その理由は多分、味覚よりも生臭さや歯切れの良し悪し等といった嗅覚なり食感が先に立っていたからだと思うのですが。 だからお寿司屋さんへ行った際は基本的に茶碗蒸しや玉子を頼んで…

冬の子供心と探求心

小学1,2年生くらいの頃、 滅多に降らない雪が降るも途中からみぞれに変わり出して、 どうすれば雪が積もるかと考えた結果、「雪が降るには気温を下げなければ」と思い立ち、 冷凍庫から大量の氷を持ち出して一人で庭にバラ撒き続けていた自分は多分とても無…

【幸せ】は既存品ではない。

「『お腹いっぱい』だと言っていたのに、だからお昼も食べなかったのに、お仕事の合間に一人でご飯を食べに行った彼の事が許せなかった」そんな彼女の想いを聞いて思ったのは、「私も全く同じ経験を昔していたな」という事です。25歳当時の同棲を始めて暫く…

「怒り」=「悲しみ」

【叱る】が他人軸であるならば、【怒る】とはきっと自分軸。「叱れる」という事は、他者の為に自らの労力を費やせる人という事で、その為のエネルギーを燃やす時間に自らの人生を充てる事が出来る人。そして「怒れる」人は、自分の為に命を燃やす事が出来る…

意見する者の礼節

制作者の方と感想や見解を交えたり、或いはディスカッションを行う時、私は【クリエイター】という同じ土俵には立てませんし当事者にも成れませんから、「あれは駄目」「これも違う」などと言い始めると、どうしても批評家や評論家になってしまう。そうした…

自分自身への恩返し

独特な感性かも知れませんが、自分の今在る身体って、【私】という魂(本体)がこの世で悩んだり笑ったり怒ったり、総じて「遊ぶ」為にお借りしている器というイメージがあるのですよ。だから地へお還しするその日迄、私はこの子を幸せにしてあげる義務がある…

物事の「善し悪し」を振り分けるもの。

人が通れば空気も流動する様に、 水面に足を入れれば波が立つのと同じ様に、 言葉や行動を起こせば、その反応が自らへ【還元】されるのが自然なもの。 言い換えれば、言動なり感応なり「反応」を頂けるという事は、 【今】を動かした自分の発言や一挙手一投…

発言の価値

そもそも発言って、 そこに発生する言葉足らずや綻びや、 あるいは誤解や解釈の齟齬といった【死角】ないし【意識の隙間】を日の目に出すという事でもある。 だから「自分の弱さを見せる」行為の一環に、 「発言する」という動作も含まれるのだと思います。 …

生きる為の最後の【綱】

人は他人(ひと)の言葉だけでなく、自分自身の身から出た言葉にさえリアクションを起こせてしまえるもの。だから「疲れた」とか「休みたい」とか「もう嫌だ」とか、そうした言葉達を外に出してあげる事は、その分の【反動】をご自身や周囲に与える行為でもあ…

「祭りの後」よりも「革命前夜」

「夜明け前が一番暗い」という言葉がありますが、仮に今を【夜】として、これから【朝】を迎えるのだと自分の中で決めていたら、明ける朝よりも夜明け前を楽しみに感じてしまう自分が居たりする訳ですよ。まるで祭りを間近に控えた準備期間中の高揚感すら覚…

声が届く距離だからこそ、今自分達に出来ること。

ファンという立場だからこそ見える景色があるように、アーティストには、アーティストという【当事者】だからこそ見える景色と死角がある。だからこれは、烏滸がましく差し出がましい行為なのかも分かりませんが、彼等の【もう一つの目】となってあげられる…

だから【アーティスト】であるそれ以前に【人間】である必要があるんですよ。

「アーティストは歌でしか感謝をお伝えする事が出来ない」 と、各歌い手様からお聞きする言葉ではありますが、 日頃の会話や立ち居振る舞いから【誠意】や【切実】、【真心】を感じられなければ、 その方のお人柄に重みを感じる事が出来なければ、 この歌す…

発言するという事は、それに伴う共感なり反感といった【リアクション】を甘んじて受ける事でもある。

「欲しい欲しい」と要求を続け、貰えなくなったら手を放す。「来る者拒まず去る者追わず」と言ってしまえば心象も変わるのかも分かりませんが、「貰える物は貰う」のではなく「与えられる物は与える」事が出来ないのは、それを拒まれた時の【擦過傷】や行為…

ブログランキング・にほんブログ村へ