「楽しい」だけでは詰まらないし【楽】なだけでは味気無い。
遊びは真剣に遊ぶから楽しいんですよね。
遊園地のジェットコースターだって本気で「怖い」から楽しくて、
鬼ごっこだって本気で追い掛けて本気で逃げて、本気で「疲れる」から【楽しむ】事が出来るんです。
「楽しい」って本来、苦しみや疲労や恐怖がセットでその本領を発揮出来るものなんです。
甘い物だって【塩気】を足してみた方が、味に面白みが出て美味しく感じられるものですしね(笑)
「楽しさ」へ引き合わせてその感情に奥行きを持たせてくれるのは、枷とも障壁ともなる筈の不安ないし危機感です。
自分の心に【張り合い】を持たせてくれるのは、
平時「楽しさ」とは対極の位置に居る筈の苦悩や葛藤達なんです。
だったら行ける所まで行きましょうよ。
とことん悶えてやりましょう。
不安になってやりましょうよ。
折角自分の意志で「不安」をつくって行けるんです。
【自分】で遊んでやりましょうよ。
どんなに不安で苦しくても、
そう簡単に死にはしません。
少なくとも今この文面を見ている貴方はどん底に堕ちても死んだ事はありません。
堕ちる所まで堕ちた時も、
世界は終わらなかったんです。
それがこれまでの【時間】です。
貴方と貴方を支えた誰かが培って来た【実績】です。だから大丈夫です。
苦しみも疲労も込みで【遊び】の内であるならば、
不安も恐怖もセットで楽しめるのが【人生】です。
期待と不安が縒り合わさって「わくわく」をつくると言うのなら、
ときめきを生む要素の一つは間違い無く「不安」と言う感情です。
これから先、どれだけ【不安】になれるのか楽しみじゃないですか。