妬み羨む感情を持てるからこそ、
「もっと上へ行きたい」という向上心を【剥き身】にする事が出来る訳です。
劣等感や自己嫌悪を生めるからこそ、
自分を「育てたい」部分にフォーカスする事が出来るのだと思うんです。
自分の中に天使と悪魔が居たとして、
仮に嫉妬や劣等感が自分の中の【悪魔】なら、
その悪魔こそが、【自発性】を触発し自らを引き上げてくれる【根源】です。
そしてその悪魔を呼び起こしてくれる「誰か」こそが、
貴方に功名への道を拓いてくれる貴方自身の【主力】です。
「嫌われ役」とも「ライバル」とも「反面教師」ともなってくれるその人こそ、
自分を刺激し成長させ、
退屈しない人生をくれる貴方自身のバイプレイヤーの筈なんです。
躓くからこそ教訓を拾えて汚れられるから視野も視点も広げられる。
傷付きも傷付けもして自身が【疵物】で在れるからこそ、
「考える」と言う工程を踏み続けて行けるんです。
自分の中の【天使】を育ててくれるのは、
いつだって【悪者役】を買って出てくれる【悪魔】という名の立役者達です。