罵声も怒号も野次も金切り声だって、
正直どうでもいいんです。
何よりも怖いのは、
糸一本張り詰めた集中力を乱された時の人の精神状態です。
集中って時に狂気なんです。
自らを窮する事なんです。
極限に張り詰めた心の琴線に触れる事が、
人ひとりの神経を脅かす事が、
一体どれほど恐ろしい事か。
聴く側もまた、路上は常に発見と反省の連続なんです。
昨日だってその前だって例外じゃない。
路上へ行く度に気付かされる事ばかりだし、
課題だって拾って帰るんです。
自責しながらも後悔だってしながらも、
聴く側も聴く側なりに、
アーティストと一緒に成長したいと思ってるんです。