キツツキゲーム

後悔は気付き。 気付きは教訓。 教訓は学び。学びは成長。

後悔も気付きも傷付きも、
すべては自分を豊かにしてくれるゲームである。

「誰かのためにやりたかった」だなんて、 そんな責任転嫁な発言言わせたくないんです

当時分からなかった、知ろうともしなかった自分の事を

どうしようも無く、救いようも無い程に愚かしいと思ったんです。

 

何であの時、伝える事が出来なかったのか、

何であの時、本当に大切なものが見えなかったのか、

どうしてあの時、私は逃げたのか。

 

本当は分かっていた筈なんです。

守りたかったものも、

失いたくなかったものも。

でも結果的に、手放したのは私でした。

 

辛くて苦しくて、もう嫌になって離れたのは私だったんです。

言いたい事も言えず、 伝える努力もせず、

私が自分の意思だけで、離れた。

ただそれだけが現実でした。

 

今更になって気付かされた事が多過ぎて、

あの時感じる事が出来なかった熱に、

今になって漸く気付かされている。

時間を経る毎に、積み重なっていく。

 

だからあの時、あなたは泣いたんだね。

だからあの時、あなたはこんなに嬉しかったんだね。

 

気付けなくて、ごめん。

 

昔の自分を、今どうしても許せない。

許す事を許せない。

出来る事なら殴り飛ばして胸倉掴んで怒鳴り散らしてやりたい。

「何してるんだ」って。

出来る訳もないんですけどね。流石に、それは今更です。

だから今こうして、只ひたすらに過去の自分を悔やむだけ。打ち拉がれるだけ。

 

もっと本気で怒ればよかった。

もっと本気で泣けばよかった。

もっと本気で、好きなんだって伝えていればよかった。

 

きっと余りにも時間が経ち過ぎていたんです。

とっくに何もかもが遅過ぎた。

取り零したものは多過ぎるし、取り戻せないものは有り余る。

だけどそれでも。 それと同時に、

今だからこそ気付ける事がある事を知った。

今だからこそ見える景色がある事を知った。

 

それはとても尊い事で、有難い事。

そして決して当たり前ではないって事。

今気付けた事だからこそ、きっと意味がある。

このタイミングで教えてくれた事にきっと意義がある。

 

だから絶対無駄にしたくない。 目を離したくない。この気持ちを逃したくない。

厚手がましくても思った事は素直に言いたいし、

恩着せがましくも感じた事は正直に伝えたい。

本当にやりたい事に嘘を吐きたくない。本音と向き合いたい。

例えそれがいつか、未来の自分が悔やむ結果になったとしても。

 

それでも今は、せめて今だけは、今の自分に後悔を遺したくないんです。

未来の自分に言い訳なんて言わせたくないんです。

「誰かのためにやりたかった」だなんて、

そんな責任転嫁な発言言わせたくないんです。

 

だから自分勝手に人を好きなって、

自分勝手に人を慮って、

自分勝手に人を心配して、

そして自分勝手に世話を焼くんです。

私がやりたいからやる。

どこまでも単純で、言ってる事がまるで子供だけど、

だって後悔したくないから。

 

後悔したら、きっと自分を責める事になる。

自分を責めたら、きっと自分を嫌いになる。

 

そんなもの、もう十分だ。 もう沢山。

 

だから私は、自分が納得出来る言葉を届けたいし、

自分が納得出来る行動を選びたい。

誰のためでもない。 これは全部自分のため。

 

そのためには、後ろ指指されたって構わない。

 

 

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