キツツキゲーム

後悔は気付き。 気付きは教訓。 教訓は学び。学びは成長。

後悔も気付きも傷付きも、
すべては自分を豊かにしてくれるゲームである。

子供が持つ「言葉に出来ない感情」を、 大人が「言葉に出来る感情」なのだと気付かせてあげる。感情を掬い取る事で、子供の気持ちは救われる。子供は成長して行ける。


子供って、【泣く事】で感情を伝えるんですよね。



そして子供がよく泣くのは、


気持ちの伝え方がまだよく分からなくて歯痒くて、

分かって貰えなくて悔しくて、


知って貰えなくて悲しいから。




だから声をあげて泣くんですよね。

怒りながら悲しんでいるんですよね。


届けたいのに届けられない爛れる様な心の熱さを、

【発散】という形で周りへ伝えているんですよね。



だから、【感情を言葉に置き換えられる存在】である大人が、


「苦しいよね」、「辛いよね」って

子供の【発散】を言葉という【伝達】へと置換して、


子供の気持ちを汲み取ってあげる。


そうする事で多分子供って、

「こういう事が言いたかったんだ」

って、



幼心に自分の感情をストンと飲み下せる気がするんですよね。

腑に落として行けるのだと思うんです。



感情を掬い取る事で、子供の気持ちは救われる。




それを繰り返す事で、

子供の表現方法の一つである【発散】も、

少しずつ【言葉】という伝達手段へと遷移して、


それがやがて周囲や社会とのコミュニケーションの【和】へと繋がって行けるのだと思うんです。




子供が持つ「言葉に出来ない感情」を、


大人が「言葉に出来る感情」なのだと気付かせてあげる。




感情を【言葉】として置く事で、

そこに在る事を認めてあげる。


そうする事で【気付き】は【学び】として実を結び、 


【学び】はやがて【成長】へと転がり出して行く事が出来るのではないでしょうか。



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