中学の頃から、文字を書く事が好きでした。
自らの指先で活字を象る事が好きでした。
日本の言葉が好きでした。
胸が躍って心が豊かになって。
右手の中指はペンだこで常に凹んでいたくらい、
想いを興す事が好きでした。
それは時として作文や、友達へ宛てた数枚の手紙。
小説を執筆してみたり、
人目を忍んで詩を書いたり。
やがて家族や学校の先生、職場の方や友達から
「字が綺麗」だと褒めて頂ける様になりました。
「文字が好き」だと言って頂ける様にもなりました。
「好き」は、才能です。
「やりたい」と思うその気持ちは、
そもそもが一つの長所です。