今更知った話ですが、
自分って実は去年が【本厄】だったらしく、今年は【後厄】に当たるらしいのですよ。
(更に言うと去年の本厄は最も大きな厄難に当たる【大厄】と呼ばれる年だったらしい)
いや本当に今更知った事なのですが。
でもそれを知った時、「あぁ、なるほど。確かにな」と妙に合点が行ったんです。
【厄年】って、言い換えれば【裏運気】とも呼ぶ事が出来ると思うのですが、
【裏】と言う事はつまり、「それまでの自分では選ばなかった道を踏む」と言う事でもあるんです。
或いは、「それまでの自分とは【逆行】した行動を選んで行く」という言い方も出来るでしょうか。
これらは総じて、「今まで挑めなかった事に遭遇して行ける」年である事を示唆しています。
元来の自分には存在の余地すら無かった【見込み】に太刀を入れて行く。
いつもの例に漏れず、これもまた体良く作った都合の良い解釈ではありますが、
「なかなか的を射ているな」とも思うんです。
例えば2年前の2019年。
前厄の年の暮れに私は人生で初となる箱ライブへ行くご縁を頂き、
それを皮切りに路上ライブ等へ足を運ぶ様にもなりました。
これらは、それまで送っていた自身の生活スタイルから推察すれば、そうそう選び取れない選択です。
普段の自分からは明らかに【逆行】した行動でした。
2020年の本厄の年は前年の前厄に輪をかけて、私の人生は番狂わせを始めます。
そしてその先の後厄を継ぐのが今ここに居る自分です。
詰まる所【厄年】って、型破りも脱線もイレギュラーも込みにして、
自らに【変革】をもたらす3年間のゾーンであり、
何にでも挑戦可能な年だと捉える事が出来るんです。
次第によっては自身の人生を盤上ごと引っ繰り返す【僥倖】とも成り得てしまう。
敷いて言うならば私は、前厄に始まり後厄に掛けて、
今居る自分が人生で一番幸せです。
前厄も本厄も後厄も、どうせ巡って来るものならば、
逆手に取って利用も使用もしてあげないと勿体無いですよ。