「俺を支えたいと思うのも、俺に会いたいと思うのも、
それは俺の為じゃなくお前の為で、
自分の不安を埋めて自分を安心させて、
自分を満足させて自分の心を満たしたいお前の為だぞ」
と、今よりもまだ若い頃、
まるで自戒の言葉の様にその人から言われていたのですが。
だから私は、「誰かに「支えたい」と伝えるのも、
気持ちを贈りたいと願うのも、
プレゼントを贈るのも全部あげてしまいたいと思うのも、
それは全て【自分】を喜ばせたい自分の為で、
【私】を幸せにしたい私の為で、
詰まる所、それは全部自分へ対する【愛】なんだ」
って、そう転換する事が出来たんですよね。
「私はちゃんと自分の事が好きだったんだ」って、
「自分の事をずっと愛していたんだ」って、
そう気付く事が出来たんですよね。
認める事が出来たんですよね。
産まれて初めて自分の事を肯定出来て
実りを結ぶ事が出来たんですよね。
「幸せ」だって、初めて心の底から味わう事が出来たんですよね。
自分を誇れる様になって気高さを知って
自信を持てて【今ここ】に自分を存立出来て
「自分大好き!!」って
自分を公言する事が出来る様になったんです。
認める事が出来る様になったんです。
点は点では終わらない。
こうしてきっと、辿った全てが道になるんですよね。
全部が自分になるんですよね。