キツツキゲーム

後悔は気付き。 気付きは教訓。 教訓は学び。学びは成長。

後悔も気付きも傷付きも、
すべては自分を豊かにしてくれるゲームである。

その舞台はゴールでは無く給水地点

 

二度と敷居を跨がないと決めた日。

 

もう二度と、その先の景色には立てないと決めた日。

 

 

だった一人で決断した日。

諦める事を明らかにする為に口にした

そのたった一言が、

自分で決意した一言が、

 

あんなにも重く、

 

こんなにも身を切る程の痛みを伴う言葉だっただなんて、気付かなかったんです。

 

 

 

私が消える。

 

明日から、その場に私はいなくなる。

 

 

その決意が私だけのものではなくなった時。

離別の言葉を、あの場所が受け入れた時。

 

現実となった日。

それが日常に取り込まれた日。

 

 

 

これ程までに空虚な痛みがあるのかと。

これだけ無に還される積み重ねがあるのかと。

こんなにも、流して落ちるだけの涙があるのかと。

 

その日私は、自分の道を選び、

 

自分の道を失いました。

 

 

分かってた筈だった。

覚悟していた筈だった。

本当に、只の「筈」でしかなかったんです。

 

 

私が踏み入れた

一線画したあちら側の世界は

それほどのリスクと決意を持って跨ぐべき場所だったんです。

 

 

だから、目の前の景色だけに捕われないで欲しいんです。

 

あなたが観たい景色は

もっと遠くを見渡せる程、高い場所にある筈です。

 

もし今、道が見えないのなら、

見失っているのなら、

 

あなたが今居るその場所は、

きっとそんなに高くはない。

 

 

まだあまりにも低過ぎると言う事です。

まだほんの少し階段を上がっただけで、

 

はっきり言うならば、それは只の段差です。

だから躓きもするんです。

 

そんなものの為に頑張って来たんじゃないでしょう。

 

 

本当に観たい景色は、

臨んだ世界は、

 

こんなものじゃないでしょう。

 

 

 

一時の感情に踊らされるな。

 

この程度の満足で満たされるな。

 

 

過ぎた感動に酔い続けるな。

 

 

あの日あなたが追い駆けた景色は、

そんな簡単に手に入るものじゃない事くらい、知ってた筈です。

 

 

誰よりも腹を切る覚悟で挑んだのは、あなたの筈です。

 

 

 

自分の本懐を忘れるな。

 

 

 

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